スタッフブログ
③ムチウチってどんな症状なの??
こんにちは、宮城県黒川郡富谷町・大和町の交通事故専門治療院とみやバランス整骨院の佐藤です。
今回は交通事故のケガで最も多い「ムチウチ」についてお話します。
ムチウチってなに??
ムチウチは正式には頸部捻挫といい、多くは後方から追突されたときに首が前後に激しく揺らされることで痛めてしまうことです。
交通事故のほとんどの場合に起こり、治りが悪く、後遺症にもなりかねないやっかいなケガです。
どんな症状が多いの??
・可動域制限
ムチウチの主な症状は、痛みと可動域制限です。特に上を向くときの痛みやつまる感じが強いのが特徴と言えます。
筋肉を痛めてしまっているのはもちろん、レントゲン検査では映らない骨のズレや、靭帯の緩みにより、首を動かすときの歯車が狂ってしまい引っかかるのです。
筋肉の損傷は時間とともに治っていきますが、歯車が狂ったままだと最悪の場合、一生上を向きづらいままです。よく交通事故の後遺症で上が向けないなんて話を聴いたことがあるかもしれませんが、まさにこれです。
・肩のコリ、ハリ
前回の投稿でもお伝えしたように、ムチウチでは首が機能しなくなることで、肩の負担が増え、肩がこったり痛くなったりするケースが非常に多くみられます。
さらにひどくなると後に出てくる頭痛や吐き気も引き起こします。
風邪などの頭痛とは違い、ずっと続くことが多いので「逃げ場がなくてツライ」という精神的なツラさが強いのです。
・自律神経失調症
ずっと続く痛みは、自律神経の中の「交感神経」を刺激し続けます。この状態が続くと交感神経が興奮しっぱなしになってしまい、自分では戻れなくなってしまいます。
交感神経が興奮した状態で長時間過ごすと、毛細血管が収縮して血流が悪くなる為、発痛物質が滞って、さらに強く慢性的な痛みを引き連れてきます。
強く、慢性的な痛みは、さらに交感神経を刺激する……というように悪循環におちいり、どんどん悪化していくのです。
・まとめ
このように、ただの首の痛みだけではなく、頭痛や吐き気、自律神経失調症まで、放っておくと大変なことになる「ムチウチ」。
たかがムチウチ…と甘くならずにしっかり対応してくださいね♪
お問い合わせ
当院の院内ビュー
院内を360度ビューでご確認ください。矢印( > )を追うと院内を動けます。