スタッフブログ
知って得する!シンスプリントの痛みとは?
①シンスプリントで痛みが出やすい場所
シンスプリントの痛みは多くの場合、スネの内側が痛くなります。
しかし、競技や動かし方のクセによって、基本的にはスネのどこでも発生する可能性はあります。
もちろん陸上競技とバレーボールでは痛みの出る場所が変わってきます。
陸上競技だと「疾走型」といいスネの内側に、バレーボールだと「跳躍型」といい膝のすぐ下あたりに痛みが出やすいのが特徴です。
②どんな痛みが多いの?
シンスプリントの痛みの特徴は、とにかく「鋭い」ということです。
ズキズキ、ツーンとした骨に響くような痛みが出ることが多く、ほとんどの方が「押すと痛む」「骨が痛い」と訴えます。
初期は押すと痛い。
次に、走ると痛い、ジャンプの着地で痛い。
さらにひどくなると歩くだけで痛い。
というふうに悪化していきます。
精神論で我慢すればいいというわけではありません。
痛みを我慢することで実はたくさんのリスクが発生することを忘れてはいけません。
③シンスプリントがやっかいなワケ
①ひどくなると「疲労骨折」になってしまうのであなどれないし
②痛みが強いので思いっきり競技ができない
③しばらく休んでも動くとまたすぐに痛みが戻ってくる
これがシンスプリントで困るポイントです。
今の学生スポーツは、ポジション争いなどが激しく、「痛くても休めない」という考えがかなり強いように感じます。
指導者も保護者の方も「長い目で見る」ことも大切な時代なのかもしれませんね。
事実、ほとんどの選手は我慢して痛みに顔を歪めながら、脚を引きずってプレーしているのをよく見かけます。
それはなぜかというと
①「シンスプリントは治らない」
②「だからどうせ放っておくしかない」
③「痛みを治すよりも上手に付き合うのが大切」
④「我慢して競技をする」
これが一般的です。
これには恐ろしい間違いと大きな危険が潜んでいます。
次回はシンスプリントを我慢する危険性についてお伝えします。
お問い合わせ
当院の院内ビュー
院内を360度ビューでご確認ください。矢印( > )を追うと院内を動けます。