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オスグッドになってしまった時に注意する5つのこと 2
前回の続きで、オスグッドの落とし穴の3つ目からお伝えしていきます。
オスグッドの落とし穴 続き
落とし穴③成長すれば治る。
これもかなりの確率で言われますね。これも初回でお話しした、成長期じゃないのにオスグッドと言われた人、もしくは20代、30代でもオスグッドの痛みが治らない人はどうすれば良いのでしょうか?
しかも、休めば治る、とだいぶ言っていることが矛盾していますよね。スポーツをしなくても成長しているうちは痛み続けるということになってしまいます。成長痛ではいよいよ説明がつかなくなってきました。それに、一般的に成長は17~20歳まで続きます。「成人するまでスポーツ禁止」って、あまりにもかわいそうすぎますよね。
オスグッドと成長はほとんど関連性はないと言っていいでしょう。
落とし穴④サポーターをすれば大丈夫!
バスケットやバレーボールの試合を見ていると、よく膝の下の方にバンドのようなサポーターを使っている子を見かけます。
サポーターで圧迫を加えることによって、痛み自体は緩和します。しかし、もちろんサポーターは名前の通りサポートするのが仕事で治すためのものではありません。
むしろ、サポーターありきの身体の使い方になると、余計に基本姿勢が崩れてくる傾向がありますし、オスグッド用のサポーターは締め付けが強めの作りになっていますので、ももやふくらはぎの筋肉にも負担がかかります。その上、結局サポーターを外したら激痛ですのでサポーターをしたから大丈夫というのは少し安易過ぎるし、問題の解決からは遠ざかっているように感じます。
落とし穴⑤ストレッチ、アイシングをすれば大丈夫!
ストレッチに関しては内容にもよります。一定の効果は期待できるものの、太もものストレッチだけでは不十分です。
また、誤ったストレッチをしてしまうと、かえって悪化してしまうのもオスグッドの怖い点です。ストレッチに関しては第6回の「おすすめのストレッチ法」で詳しくお伝え致します。
アイシングに関しては、痛みや炎症を抑える意味では良いでしょうが、「オスグッドの原因」に対しては何の解決にもなりません。特に痛みが強い時の応急処置としてとらえておきましょう。
休むや前ももをマッサージすれば良くなるといった考え方とは違った、根本的な治療をしていく必要性があります。
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これを参考に、「成長痛」で終わらせずに、一度近くでオスグッドを専門で診てくれる治療院を探してみてはいかがでしょうか?
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