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オスグッドになってしまった時に注意する5つのこと 1
みなさんこんにちは。宮城県黒川郡富谷町、大和町のとみやバランス整骨院の佐藤諒です。
今回は、小中学生に多い膝の痛み、オスグッドに関しての第2回、「オスグッドの5つの落とし穴」についてです。
オスグッドの落とし穴
落とし穴① 前ももが硬いとオスグッドになる。
病院や整骨院にいくと、だいたい「前ももが硬いですよ」と言われます。そして治療は太ももをマッサージしたり、ストレッチしたりして、「前ももが柔らかくなれば負担が減って治りますよ」と言われます。
半分正解、半分間違いと言ったところでしょうか。
確かに前ももの大腿四頭筋は膝のおさらを経由して、オスグッドで痛みの出る脛骨粗面という場所に付いています。
この大腿四頭筋の引っ張りが強くなると、オスグッドに悪影響を与えることも事実でしょう。
ではそもそも何故、前ももは硬くなるのでしょうか?前回も書いたように「成長によって」というのはどうやら当てはまらなさそうです。
これは次回の「オスグッドのお子様のここを見てあげて!」で深く説明していきます。
落とし穴② オスグッドは休めば治る。
もう一つ、よく言われるのが「休めば治る」です。
確かに、スポーツ動作に比べれば、日常生活は負担が少ないですから、休んでいれば痛みは減ります。が、またやり始めるとまた痛くなります。これは治ったのではなく、痛みを感じる機会が少なかっただけです。
なぜならば、原因が何も解消されていないからです。
残念ながら、休むことではオスグッドは治るとは言えません。
根本的な原因を突き止めて、改善していかない限り「治る」ということはないのです。
「オスグッドになってしまったら注意する5つのこと 2」に続く。
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