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整骨院でのマタニティケア 第2回
こんにちは。宮城県黒川郡富谷町、大和町のとみやバランス整骨院、佐藤諒です。
今回は妊娠中の変化の中でも最も変化の大きい、「骨盤」に関して書かせていただきます。皆さんが最も興味があるのもこの部分かもしれませんよね!
妊娠中の骨盤の変化
①妊娠中の骨盤の特徴
まず妊娠中の骨盤の特徴ですが、妊娠中の骨盤は出産に備えて関節を緩めるために「リラキシン」という女性ホルモンが分泌されます。
妊娠中期から徐々に開いていくのですが、ただ開くのではなく、開いたり閉じたりを繰り返しながら開いていきます。
しかも、前後・左右・回旋といろんな方向に動いてしまうのです。
キレイに開いてくれればいいのですが、日常生活の癖、寝方、歩き方などによって、左右バラバラに開いてしまうことがあります。
②妊娠中の骨盤と筋肉との関係
骨盤は元々体重を支えるのが仕事ですから、その骨盤が緩んでしまうと、まわりの筋肉で支えるしかありません。
そうして、腰やお尻、ももの筋肉が硬くなると今度はその硬くなった筋肉が骨盤を悪い方向へ引っ張ります。
緩んだ骨盤は引っ張る力に弱いですから、歪みが生じます。妊娠中に腰が痛くなったり、歩けなくなったりする方がいるのはこうした事が原因なんですね。
詳しくは「妊娠中の腰痛のメカニズムと対処法」に詳しく載せてお来ますのでチェックしてください。
③妊娠中の骨盤と重心の変化
そして、妊娠後期には赤ちゃんが大きくなり、おなかが前に出ることで腰のS字カーブが強くなります。
そうなると体重の前後のバランスが崩れやすいので、腰痛だけでなく、転倒などに気を付ける時期になります。階段の上り下りや、トイレから立ち上がり、お風呂から上がるときなどは特に注意が必要です。
これはお腹が大きくなることによって、①骨盤と腰骨の前後のバランスが崩れることと、②腹筋群が圧迫されて力が入りにくくなることで起こります。
このように妊娠中の骨盤は単純に開くだけではなく、様々な方向に引っ張られたり圧迫されて起こるのです。それと同時に、変化するのは骨盤だけではなくその周りにある筋肉や腰骨も大きな変化をしているということも覚えておくと役に立つかもしれませんね!
今回も最後までお読みいただき、ありがとうございます。
妊娠中のお悩みや、痛みまた、産後の骨盤矯正は宮城県黒川郡富谷町・大和町のとみやバランス整骨院にお任せください!
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