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秋に増える『ぎっくり腰』その原因と予防方法・当院での治療内容について
はじめに
「朝起きて顔を洗おうとしたら、腰に激痛が走った」「荷物を持ち上げた瞬間、腰が動かなくなった」
———そんな経験された方も多いのではないのでしょうか?
実は、ぎっくり腰は一年を通して起こりうるものですが、特に秋に増える傾向があります。
富谷市のとみやバランス整骨院にも秋口から冬にかけて、腰の激痛を訴えて来院される方がぐっと増えるのです。
では、なぜ秋になるとぎっくり腰が多くなるのでしょうか?
本記事ではその背景と、日常生活でできる予防・対策について詳しくご紹介します。
秋に『ぎっくり腰』が増える背景
⑴気温差による筋肉のこわばり
秋は朝晩が冷え込み、日中との寒暖差が大きい季節です。人の身体は冷えると血流が悪くなり、筋肉や関節が硬くなります。その状態で急に動いたり、重いものを持ち上げたりすると腰に大きな負担がかかり、ぎっくり腰を引き起こしてしまうのです。
⑵夏の疲れが残っている
夏は暑さで睡眠の質が下がりやすく、自律神経の乱れも出やすくなります。疲労が抜けきらないまま秋を迎えると、身体の回復力が落ちて筋肉や関節のコンディションも不安定に。「夏の疲れを引きずったまま秋を迎えること」が、ぎっくり腰増加の隠れた要因と言えます。
⑶スポーツや行楽シーズン
秋は運動会やスポーツ大会、登山、旅行など、身体を動かすイベントが多い季節。普段あまり運動をしていない方が急に身体を使うことで、腰に強い負担がかかるケースが目立ちます。特に「運動不足+急な運動」はぎっくり腰の大きなリスク要因です。
⑷家事や片付けの負担
秋の衣替えや大掃除などで、重い荷物を持ったり高い所の作業をしたりする機会が増えます。このような日常生活の動作も、腰への負担が大きく、ぎっくり腰を誘発することがあります。
ぎっくり腰の症状の特徴
ぎっくり腰は別名「急性腰痛症」と呼ばれ、突然の激しい痛みを特徴とします。
・腰に鋭い痛みが走り、動けなくなる
・前かがみや立ち上がり、寝返りが困難
・時には歩くことさえ難しい場合もある
まるで『魔女の一撃』と形容されるほど、何も前触れなく急に起こることが多いのです。
ぎっくり腰になりやすい人の特徴
ぎっくり腰は誰にでも起こる可能性がありますが、特に以下のような方はリスクが高まります。
・デスクワークが多く、長時間同じ姿勢をとる人
・運動不足で筋力が低下している人
・過去に腰痛やぎっくり腰を経験している人
・冷え性で血流が悪くなりやすい人
・睡眠不足やストレスで身体の回復力が落ちている人
「自分は大丈夫」と思っている方ほど、季節の変わり目に急に腰を痛めるケースが多いので注意が必要です。
実際の患者さんの事例
40代男性会社員。
普段はデスクワーク中心で、運動はほとんどしていません。秋の衣替えで押し入れから重い衣装ケースを取り出そうとした瞬間、腰に激痛が走り動けなくなりました。
整骨院に来院された時は、立ち上がるのも困難な状態でしたが、当院でのハイボルト治療と安静指導を行い、数日で動けるようになり、その後は骨盤の矯正と体幹部分のインナーマッスルのトレーニングを並行。
再発予防を含めて約3ヶ月で日常生活に復帰できました。
このように「ちょっとした動作」で起こるのがぎっくり腰の怖さです。
秋のぎっくり腰予防と対策
⑴日常でできる予防
・朝起きてすぐに無理に前屈しない
寝起きは筋肉や関節が硬いため、いきなり腰を曲げると危険です。まずは軽い背伸びやストレッチをしましょう。
・ストレッチや体操で身体を温める
特に股関節や太もも裏(ハムストリングス)の柔軟性を保つと腰の負担が減ります。
・腰を冷やさない
冷気は筋肉を硬くします。腹巻きやカイロで腰を温めるのも効果的です。
⑵生活習慣の見直し
・睡眠をしっかりとることで疲労を回復させる
・栄養バランスの良い食事で筋肉や関節の修復を助ける
・定期的な運動で筋肉量を維持し、体幹を強化する
⑶発症してしまった場合の対応
・発症直後は安静にし、患部を冷やす(炎症を抑えるため)
・2-3日後からは温めて血流を良くし、回復を促す
・無理に動かさず、早めに整骨院などで専門的な施術を受ける
整骨院でできるぎっくり腰治療
当院では、ぎっくり腰に対して以下のような施術を行っています。
・ハイボルト治療:炎症や神経の興奮を抑え、痛みを軽減
・手技療法:硬くなった筋肉を緩め、血流を改善
・骨格調整:腰にかかる負担を根本から改善
・体幹トレーニング指導:再発を防ぎ、強い身体作りをサポート
「痛みを和らげるだけ」ではなく、「再発しない身体」をつくることを目指して施術を行っています。
Q&A:よくある質問
Q.ぎっくり腰の時、お風呂に入ってもいい?
A.発症直後は炎症が強いため避けましょう。2-3日経ってから温めると回復が早まります。
Q.コルセットは使ったほうがいい?
A.急性期は使用をオススメします。ただし長期間使い続けると筋力低下につながるため、痛みが落ち着いたら外すことが大切です。
交通事故との関連性
実は、交通事故によるむち打ちや腰痛にも対応しており、自賠責保険を利用して窓口負担0円で施術を受けることがあります。ぎっくり腰同様、早めの対応が早期回復のポイントです。
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まとめ
秋は気温差や生活習慣の変化により、ぎっくり腰が増える季節です。
・冷えや疲れ、急な運動や荷物の持ち上げが発症のきっかけになる
・予防には日常のストレッチや身体の温める工夫、生活リズムの改善が大切
・発症した場合は無理せず、早めに整骨院へ相談することが回復への近道
ぎっくり腰は「クセになる」と言われるほど再発しやすい症状です。
秋を健康に過ごし、スポーツや行楽を楽しむためにも、腰のケアを意識して生活していきましょう。
当院では、ぎっくり腰の急性期対応から再発予防、慢性的な腰痛まで幅広くサポートしております。「腰の痛みが不安」「またぎっくり腰を繰り返したくない」と感じたら、富谷市のとみやバランス整骨院へお気軽にご相談ください。ぎっくり腰は突然の痛みで日常生活を大きく制限してしまいますが、正しい知識と対策で予防することが可能です。特に秋には発症リスクが高いため、普段から身体を温め、姿勢や動作に気をつけて生活することが大切です。少しの工夫が再発予防に繋がります。
健康な身体で秋のスポーツや行楽を思い切り楽しみましょう!
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